派遣コーチによる現地活動レポート

JICA青年海外協力隊としてキルギス共和国に派遣中の服部貴紀コーチより現地での活動レポートが届きました。
(最新情報:2014/9/29-2014/10/11)

9月29日(月)新学期
10:00-12:00 職員会議
合宿に参加していなかったザミルベック先生、アクサナビクトル先生が職員会議に参加し、久しぶりに学部の教職員が全員そろいました。カドル学部長から「明日、新1年生との初顔合わせがあるので、スーツで来るように」と言われました。

9月30日(火) 
9:30-10:30
新入生との初顔合わせです。教員の自己紹介がありましたが、スーツで来たのは私とカドル学部長だけでした。
ラグビー専攻は3名だと決まりました。ただ初日にひとり来ていませんでした。
17:00-19:00 ラグビークラブ
オスカル、カイラット参加
・パス
・トレーニング
・合宿の写真を見せる
私が合宿に行っていた間はアレックスも数日間カザフスタンに行っていたため、ラグビークラブの練習も休みがちだったようです。以前に比べれば人数は減りましたが、変わらぬ二人の顔を見て安心しました。


10月1日(水)
9:30-12:00 職員会議

10月2日(木)
9:30-12:00 職員会議
17:00-19:00 ラグビークラブ
オスカル、カイラット、コーリャ参加

・パス基本

・タックル基本

・トレーニング

10月3日(金)
12:00-
バレー・バスケットボール学部教員との懇親会
キルギス南部のジャラルバード市へ試合遠征中のアレックスから電話があり、「翌週月曜日に大会があるからレフリーとして来てくれないか」との要請がありました。急な上に、危険なため日本人は渡航を控える地域であるキルギス南部です。無理を承知でJICAに確認したところ、やはり渡航不可でした。


10月4日(土) 祝日
練習休み

■一週間を振り返って
合宿明けの一週間は予想通りのスロースタートでした。新一年生の中にラグビークラブにずっと来ているコーリャ君がいました。これで大学の授業とラグビークラブが連動してトレーニングできます。

私が合宿に行っている間は、アレックスもカザフスタンへ行ってしまうためラグビークラブの練習が減ってしまいました。少数ですが残る子は残ってくれたので、それは良かったです。

合宿でラグビーの楽しさを知った生徒が、ラグビークラブに来てくれると思っていましたが、誰も来ませんでした。それは彼らはそれぞれが陸上、バスケ、バレーなどの選手なため、ラグビークラブの練習と同じ時間に専門種目の練習があるためです。

今まで11~14歳程度の参加が多かったためラグビースクールと言っていましたが、近頃は14,16,17歳や大人の参加もあることから、今後はラグビークラブと改めます。


10
月6日(月)
学校は振り替え休日
この日キルギス南部のジャラルバード市では警察による15人制ラグビー大会が行われました。4チームが参加しました。

キルギスは地理的にも政治的にも北部と南部に別れており、警察組織内のスポーツ局もそれぞれ北部と南部で別れているそうです。ですから今回は南部の州のチームのみ参加しました。ビシュケク(北部)からはアレックスが参加しコーチ兼選手として活躍したそうです。

10月7日(火)
9:30-10:00 職員会議
10:00-10:50 1年生授業
室内で講義、サッカーについて
17:00-19:00 ラグビークラブ

アレックス、オスカル、カイラット、コーリャ参加
・パス基本
・タックル基本
・1対1

10月8日(水)
9:30- 職員会議
この日はビシュケクに初雪が降りました。
17:00-19:00 ラグビークラブ

コーリャのみ
・パス基本
・キック基本
・ドロップキック
 コーリャに、「以前練習に来ていたメンバーたちは今何をしているのか?」と聞きました。
「ブラットは他の大学に通い始めたため、こちらの練習には来ないだろう。」
「ディマは本学の陸上専攻に入学したが、入学早々ヒザをけがしてギプスをしている。」
との情報を聞きました。

10月9日(木)
9:30-10:00 職員会議

10月10日(金)
キルギス共和国隊員総会
隊員のための「スポーツ×国際協力」発表
日本大使公邸での活動発表
日ごろの活動について大使に報告 
キルギスでは年に一度、隊員総会が開催されます。今回、私も発表時間をいただきました。
隊員のための「スポーツ×国際協力」と題して、
①JICAや世界がどのようなスポーツを通した国際協力を行っているか、
②簡単にできる遊び
③タンザニアでの経験と南アフリカW杯を例に出し、
ラグビーで国際協力をする想いについて発表しました。

10月11日(土)
15:00- 練習参加者なし


■一週間を振り返って
エンジンがかかり始めると思いきや、まったくかからない一週間でした。ただ個人的には隊員総会という年に一度のイベントがあったので、それに向けて充実した一週間でした。

合宿後は四つの課題がありました。

①授業を計画に沿って進めること

②どのように効率的に教員が協力して授業をすすめていくか

③合宿でラグビーを知った生徒がビシュケクでも続けてくれること

④生徒が教育実習に行った際にラグビーを子どもたちに教えてくれるようにするサポート

各課題の進捗状況

①授業を計画に沿って進めること

授業計画については、ナジク先生とすり合わせがまだできていません。

②どのように効率的に教員が協力して授業をすすめていくか

まだ授業がまともに始まっていないので、教員との協力(チーム・ティーチング)もできていません。

③合宿でラグビーを知った生徒がビシュケクでも続けてくれること
合宿でラグビーを覚えた生徒たちと学校で会うと、向こうからあいさつをしてくれますが、やはり彼らは自分の専門種目があるため、ラグビーの練習には参加してくれません。ただ、いつも聞かれるのは「試合はいつあるんだ」ということです。試合だったら参加するということなのでしょう。

④生徒が教育実習に行った際にラグビーを子どもたちに教えてくれるようにするサポート
生徒が教育実習に行ったときにラグビーを教える事ができるようにボールの貸し出しを挙げていました。しかし、今回は
ⅰ.元々ボールの数が少ない
ⅱ.紛失のリスクがある
ⅲ.こちらからの押しつけになってしまう (生徒が望んでいない)
という理由から見送りました。

こうしてみると、何一つ上手くいっていません。今後、修正していきたいと思います。

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