ラオス 5月10日・11日 活動報告

2013.5.10 Thursday
7時30分プールリカバリーを行いました。昨日の試合の疲労をとることと中一日をおいての明日の試合に向けてのコンディションイングの調整のためです。
朝食をとり10時よりチームミーティングを行いました。前日に行われたウズベキスタン戦のプレビューです。約1時間ほど行い、次戦に向けポジティブな点、改善点をあげ次戦に備えます。
午後は、明日の中一日で行われる第2戦での選手のコンディショニングを考慮し、チームミーティングのみを行いました。内容としては、Fwd、Bksに分かれてのプレイヤーズミーティングとチームミーティングです。
20時より、メンバーは発表を行い、もう一度ゲームに向け集中を高め、明日の試合に備えます。

2013.5.11 Friday
10時よりプレビューミーティングを行いました。
アジアファイブネイションズ ディビジョンⅣ 第2戦の対戦相手であるウズベキスタン戦の試合を映像分析し、選手に本日の試合でのゲームプランを提示し、チームでのストラクチャーを再確認します。
15時に試合会場であるThe Sevensに到着しました。チェンジングルームにてジャージ授与式を行いました。今大会でのチームのターゲット、本日の試合の重要性、ドバイに来た理由を再確認しチームの集中力、結束を高めます。
17時、HSBCアジアファイブネイションズファイブネイションズ ディビジョンⅣの最終戦です。

中一日と35度以上の酷暑の中、また中心選手であるSOの選手のけがでの離脱、FWリーダーの仕事での帰国等で登録メンバーの23人が何とか揃う満身創痍のチーム状態のなか、第2戦ウズベキスタン戦のキックオフです。
前半は、スロースターターであるウズベキスタンチームに対し風上のサイドを選択します。
試合開始20分以内に最低3トライを取りセーフティーゾーンを守り続け、可能な限り前半で試合を決めてしまうプランです。
しかし、中一日での試合日程や初めて経験するディビジョンⅣでの国際試合からくる疲労からか体が動きません。試合開始10分ごろようやくPGでの3点で先制します。その後、硬直状態が続きますが20分にバックスでのオプションプレーにてトライを奪います。その後は得点を重ねることができないまま前半を終了します。
ハーフタイムでのチームトークをチェンジングルームにて行い、前半の修正点と後半での戦い方を提示します。風下の後半ではボールがつながりやすくなると考えられることから、ワイドボールを多用しボールをキープし続けることを徹底しました。また相手ディフェンスのシステムはSHがラインに参加することからコンスタブルキックの活用も視野に入れトライをとり、主導権を握りゲームをコントロールすることを確認しました。
後半開始直後から、ウズベキスタンのエンジンがかかり、ラインアウトからの執拗なモールアタック、ラックからのフォワードプレイを繰り返されます。低く鋭いタックリングで対応しますが、後半立て続けに2トライを奪われてしまいます。
ラオス代表も後半残り5分頃、アタックをし続けポスト下中央にトライを奪います。コンバージョンキックも決め15-15の同点に持ち込みます。当然のことながら引き分けなど考えておらずキックオフレシーブから攻撃を続けます。しかしターンオーバーから攻撃を許してしまい、インジュアリータイムにペナルティーからPGを許してしまい敗北を喫してしまいました。
グランド上とベンチの選手、スタッフたちはこの結果に呆然とし、悔しさからほとんどの選手たちが声を上げて涙していました。そして「Sorry Coach」と皆が口を揃えるように話しかけてきました。サイズの小さな体、またラグビー競技や国際経験の浅い選手たち、そして限られた環境のなかプレーを続けている選手たちがドバイの地で繰り広げた戦いを誇りに思います。
今大会での経験が大きな財産となり、今後ラオスのラグビーの益々の発展を望まずにはいられません。

最後に、この大会に参戦するにあたり、ご支援してくださった方々に感謝を申し上げたいと思います。

高濱丈輔

2013.5.12

この指導者派遣は、開発途上国からの要請に基づいてボランティアが自分の技術や経験を活かして活動する
JICAの「短期ボランティア(青年海外協力隊)」としての派遣にて行われています。
詳しくはコチラをご覧ください。