インドネシア 4月29日 活動報告

本日はPM7時より、BANTENGのトレーニングを行いました。

内容は、DFの再確認、シェイプの導入、FWはラインアウト、BKはセットからのATを行った後、10人制の大会に向けて、ホールドでの試合形式の練習を行いました。
感想としては、トレーニング中の活気、熱が、最初の頃に比べて、見違えるものになってきた事が1番の収穫だと思います。
こちらに来たばかりの頃は、トレーニングのどこかで集中が途切れたり、静かになってしまう場面がありましたが、今はそういう場面は起こる事はまずありません。

私の説明、練習の意図でわからない部分があれば、選手から質問してくれます。
そして、理解した選手が他の選手にも伝えてくれます。
これにより、これまで積み重ねてきた部分(DF)、新たに取り組んだ部分(シェイプ)といった違いにも関係なく、積極的にコミットしてくれるので、伝えたい事も効率よく伝わるようになり、2時間弱のトレーニングを濃密なものにできています。

次に、Play book(目的:インドネシアラグビーのスタイルを確立し、それを共有するため)、Players list(目的:インドネシア協会が選手の把握、管理を行うため)といったものを作成してきましたが、形としてはほぼ出来上がってきました。
ですが、これをインドネシアラグビーのスタンダードにするためには、インドネシアラグビーを引っ張る人々と共通理解を得た上で、汎用性を高める、目的や意図を明確にする等といった事が必要になってきます。

そのため、特にPlayers Bookについて、今週はしっかりと時間を取り、協会チェアマンのYudha、GMのAkmal、代表ヘッドコーチのJamieを中心に意思疎通を図り、その他の協会スタッフとも共有できるよう動いていきます。
(早速明日は昼はYudhaと、夜はJamie、Akmalとのミーティングを実施する予定です)
またそれに伴い、私たちがアクションを起こす事で、協会内外でのコミュニケーション、動きが活性化し、未来に繋がる流れを生み出せるようにしたいと考えています。
コミュニケーションがどれほど重要であるかを、このインドネシアでの生活の中で実感してきたので、これまでのレポートにもコミュニケーションについて度々書かせて頂きましたが、ミーティング等を重ねる中で、改善、発展するための兆しが生まれてきている実感があります。
それをより確かなものにして、全員で一枚岩となるために、私たちの活動が終わりに近付いているこれからの時間を大切に過ごしたいと思います。

最後に、以前にも紹介しましたが、Jakartaの社会問題である交通渋滞ですが、道路の建設等の対策もあまり効果的に進んでいないようです。
道路の増加率が一年に約3パーセント、車の増加率が一年に約17パーセントという事で、状況は日に日に深刻になっているそうです。

あと10mで完成する高速道路や、モノレール建設のための柱のみ建てた状態のものが、政府の予算問題により建設がストップしている所もあるそうです。
そしてこのままでは、来年中にJakartaにおける車の所有面積が道路の所有面積を超えてしまうというデータもあるそうです。
社会が機能するために、状況が改善されなければいけません。

今の私は、渋滞に捕まらない事を祈りながら毎日移動しています。
道路、鉄道が整備された日本のような環境は、当たり前の事だと思っていましたが、本当に恵まれているのだと、今では認識しています。

 中川雄太

2013.5.1