トレーニングセッションは24日PM8時からのJJRGトレーニングのみでした。
タックルの確認、DFセット、ハンドリング、ATの精度と継続という事に取り組みましたが、基本的な考え方や意図に対する理解が高まってきているので、特にDF、ボールキャリアの部分では、トレーニングの中で、いいシーンが明らかに増えてきました。
今週は、基本的にアパートメント、協会のオフィス等でひたすら作業とミーティングに取り組んでいました。
滞在期間が半分を過ぎ、Papua hub訪問が終了した事で、私たちの活動の最終的な目標、何を、いつまでに、どのような形にするか、といった事が明確になってきました。
具体的には、代表セレクション、それに関わる計画(インドネシアラグビーPlay Book、Players List作成)、インドネシアラグビーの未来に向けた計画、議論等、この一ヶ月取り組み続けてきた様々な事を改善、整理、実行、完成させるための作業です。
形として完成させられるものもありますが、私達の取り組みが、日本に帰った後にもずっと続き、進歩し続けられるような、考え、仕組み、文化を一緒に作り上げていく事、自立した組織となるための手助けをする事が重要である、と強く感じています。
それがインドネシアラグビーに対する最大限の貢献になると信じ、自分達にできる考え抜きたいと思います。
私自身もまだまだ未熟だと感じる部分もありますので、内山さん、インドネシアの人々から、できる限りの事を吸収した上で、できる限りの事を吐き出して、貢献していきます。
4/27
AM8時より、U20チームのトレーニングを行い、30人が集まりました。
内容はオフロード(内山さん担当)、DF(中川担当)、ハンドリング(Jamie担当)の3つの基本的なトレーニングを実施した後、FW(ラインアウト)、BK(セットAT)に分かれました。
繰り返し行ってきた部分は理解が高まっているので、成果として現れてきています。
習得してもらいたい技術、理解はまだまだたくさんあるので、残された時間の中で、自分達の基本的なスタイルの完成度をできる限り高めるために、これからのトレーニングには工夫を加えながら取り組みたいと思います。
何よりの収穫として、練習に対する集中力、コミュニケーションが高まってきています。
練習時間、回数は限られているので、その中で最大限の効果を得るための習慣を作り上げていくためにも、濃密なトレーニングを積み重ねていきたいです。
PM4時より、JJRGのトレーニングを行い、20名が参加してくれました。大会が来週という事で、いつもより多くの人数での練習を行う事ができました。
内容はDFのチェックを行い、その後オフロードパス、継続してスペースを攻め続けるATのトレーニングを実施しました。
その後キャプテンの田坂さんを中心に指揮を取ってもらい、来週のJakarta10’sに向けてのチームラン、キックオフ等の確認をしました。
来週土曜日、これまでに出会った多くのチームがJakarta10’sに出場するので、彼らのプレーを見られる事をとても楽しみにしています。
またいくつかのチームで、繰り返し行い、手応えを感じ取る事ができている部分が、試合で発揮される事もまた、心待ちにしたいと思います。
中川雄太
2013.4.29