4月2日 活動報告

本日はトレーニングはありませんでしたので、ミーティングを行いました。

主な内容は、今週末行われるJakarta hubでの代表セレクションマッチ(その他Bali hub,Papua hub,Manado hubの計4Hubでセレクションマッチを行い、6月に出場するAsia 5 nationsの代表を選出します)に向けての、出場メンバーの選出、プランニングです。

また、Jogjakarta (Jakartaから飛行機で1時間)という所に、新しくできたチームがあるので、明後日現地に行き、クリニックを行う事を本日知らされました。(一泊二日の日程になります)
新しくチームができたという事は、インドネシアラグビーに芽生えた新たな可能性だと思うので、短い時間で、チームにとってプラスになる事をしっかりと残してこれるようにしたいと思います。

次に、本日はインドネシアの抱える問題の中の一つを紹介させて頂きます。
それはインドネシアラグビーの拠点であるJakartaの「練習環境」の問題です。

初めにその背景から説明します。Jakartaは交通渋滞が社会的な問題となっています。道路には常に多くの車とバイクが溢れています。
毎日が日本の帰省ラッシュのようなものです。
道路には歩けるようなスペースはほとんどなく、渋滞とわかっていても、自転車を使ったり、走る事は危険なのでできません。こちらに来てから道をランニングしている人に遭遇した事がありません。

そして、交通渋滞からも想像できるやうに、経済の発展等に伴い、Jakartaには人口が密集しているため、家、オフィス、店等が土地を埋めつくしており、広場や公園など気軽に体を動かせる環境はありません。
つまり、Jakartaの人々は、スポーツをする環境がないため、運動する習慣自体がありません。

ラグビーのトレーニングに関しても、ラグビーのできるグラウンドはJakarta全体で2、3面しかないと思われます。
もちろんラグビー専用のグラウンドではないので、各クラブは、レンタルして週1回2時間だけ練習を行っているのが現状です。
昨日練習を行ったBantengは、ホッケーグラウンド(地面はテニスコートのような硬さ)で練習しています。

このような環境は、Jakartaの社会的な問題であると共に、ラグビーやその他の競技の競技人口拡大、競技力向上に立ちはだかる問題です。
しかし、インドネシアラグビーの発展を目指して、行動を起こしている人達、毎週集まる選手達がここにはいます。

練習時間の確保のための策を、これまでも内山さんが中心となり話して来ましたが、より具体的に実現させる事も我々のタスクだと捉えています。
(現在3つのプランを既に提案しました)

今後も、その他の問題や計画等の紹介もさせて頂きたいと思います。

追伸:
本日夕方、我々と一緒に生活しているFajar(20歳)に、内山さんが家の前でフィジカルトレーニングを行いました。本人は疲れ切っていました。
その後すぐに、BantengのSHであるLucil(19歳)がたまたま家に訪れたので、またも家の前で、私とパスの練習をしました。
その後夕食も一緒に食べて、ラグビーについて色々な話をしました。
若い彼らにこれからのインドネシアラグビーを引っ張ってもらうためにも、我々が家にいる時には、気軽に家を訪ねてもらい、たくさんの話をして、伝えられる事ができれば、と思います。

中川 雄太

2013.4.3